📍1. 概要
地下水検層は、ボーリング孔内の地下水流入・流出を把握し、地下水流動層を特定するための調査方法である。電解物質(一般に食塩)を投入すると孔内水の比抵抗が低下し、その後の経時的な比抵抗の回復を測定することで地下水の流動状況を検出する。
⚙️2. 測定
- まず孔内水位を確認し、自然状態の比抵抗(バックグラウンド値)を測定。
- 検層プローブを25cm間隔で降下または上昇させ、比抵抗を記録。
- 食塩を投入・攪拌し、孔内水の比抵抗をバックグラウンドの1/5~1/10程度まで低下させる。
- 投入直後の比抵抗を測定(基準時間=0分)。
- 5分後に2回目を測定し、その後の回復速度に応じて測定間隔を調整(最大3時間観測)。
📊3. 解析
得られた測定値は深度-比抵抗曲線として柱状図と並べて作図し、最終的な地下水流動層の評価に用いる。